「美乃三昧」 ー孫殿の日常ー

​　すでに我がHPで「三十年・娘が娘を生んだ」と題して掲載しているが今回はその後の孫殿の成長を「孫殿の日常」としてまとめてみた。私はこの孫殿「美乃・よしの」ちゃんを撮る事を楽しみながらも大いなる執着をもっている。何よりも一緒に暮らし彼女が生まれてから今日までの成長をず〜っと目の当たりにしていることが大きいことは言うまでも無いが、もうひとつ大きな要素に写真映えする、或いは写真の中で彼女は生き生きと存在感を示してくれる、と言ったほうが説得力があるだろう。つい先日”満四才”の誕生日を迎え一人の人間としての自我も確実に芽生え自己主張も激しくなり、中々撮りにくい相手になってはきているが、それでも一瞬垣間見せる表情はまだまだ撮りたいと思わせるに充分なのである。さらに言えば孫だから当たり前と言えば当たり前だが、私は「美乃」ちゃんが大好きなのであることを強調しておきたい。我がままで泣き虫かと思える表層は仮の姿かと思わせる程に心の強い子だと言う事を私は知っているから、そしてやさしい心根の持ち主であると言う事も知っているから。我が孫・美乃は強い子供なのだ。やさしい子供なのだ。写真を撮る事によって私が体現し写真に現出するさまざまな「日常の孫殿の風景」を堪能して下されば幸い。（質量ともに一番充実していた２０１３年ころまでをまとめてみました。）

                                                                                               ー２０１４年桜散る頃ー