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1984

「1984」

考えてみれば1984年は我が息子が生まれたことと併せて、私にとってもフリーランスの職業カメラマンとしてやっていこうと決心し、覚悟を決めた年でありました。そしてさらに考えてみれば、この当時から今現在に至るまで、仕事も無く食べる事に必死という貧乏写真家である身の上は何十年も変わることが無く、よくぞ続けて来れた「大したもんだ」と、自分で自分を褒めること以外に己の気持ちの持って行き場が無いほどに、「1984」は迷宮に入り込んだ入り口でもあります。

出口は今もみつからず。

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